美容室のリピート率アップ、大事なポイント5つを解説

新規顧客の来店は多いが、なかなか売り上げが上がらない…このようなお悩みをもつ美容室は、もしかするとリピート率が低いのかもしれません。

新規顧客をうまくリピーターに繋げることができれば、売り上げアップも夢ではありません。

今回は、美容室にとってリピート率が重要な理由、リピート率を上げる大事なポイントをご紹介します。

美容室にとってリピート率向上は命題

リピート率とは、お客様が再来店する割合です。

リピート率の計算方法

リピート率(%)=リピート顧客(人)÷類型新規顧客(人)×100

美容業界のリピート率は、60日以内で平均25~30%といわれています。

美容室にとって、どうしてリピート率の向上が重要なのでしょうか。

それは、広告費などのコストをかけながら新規顧客を増やすよりも、リピート顧客を増やした方が効率的に売り上げを伸ばせるためです。

リピート率を上げる大事なポイント5つ

リピート率を上げるためには、次回の来店のきっかけづくりを行うことが大切です。

お客様の再来店を後押しする5つのポイントをご紹介します。

その①アフターフォローを行う

来店後のフォローは、お客様がリピート化する最良の施策といえます。

来店後のフォローが不足していると、お客様から忘れられ、リピートしてもらう機会を逃してしまいます。

会計のあとには必ず次回の予約日時をお伺いし、後日、可能な限りお客様に予約の連絡をしましょう。

また、次回の予約をされていないお客様には、適宜ダイレクトメールや割引クーポンの送付を行うことも、再来店のきっかけとなります。

特におすすめな方法は、お店のLINE公式アカウントをお客様にお友だち登録していただくことです。

LINE公式アカウントのお友だち登録をしたお客様には、次回予約の確認や電子割引クーポンの送信、ポイントカードの発行などあらゆるサービスをLINE上で提供することができます。

その②アンケートを記入してもらう

リピート率の向上には、お客様からの率直な意見や要望を聞き取ることが近道となります。

来店後にアンケートを記入してもらい、スタッフの接客態度やお店のメニューに関する改善点を明らかにすることで、さらなるサービス向上へと繋がります。

スタッフの接客サービスやカウンセリング時のコミュニケーションは、お客様が「またこの美容室に来たい」と思える大切な要素です。

定期的にスタッフへの教育や研修を行い、顧客満足度の向上に努めましょう。

その③次回の来店を促す施策を取り入れる

次のような次回の来店を促す施策を取り入れると、リピートしてもらえる確率が高くなります。

次回来店を促す施策例
  • 割引クーポンを配布する
  • ポイントカードを発行する
  • お店のSNSアカウントをお伝えする

割引クーポンについては、新規顧客向けの割引だけでなく2回目以降も使える割引クーポンも配布すると次回来店に繋がりやすくなります。

また、会計時に次の予約を入れると「次回の会計から何パーセント割引する」という内容も効果的です。

ポイントカードは、スマホの普及に合わせて、WEB会員システムを採用することもおすすめです。

さらに、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSでお店の公式アカウントを作成し、お客様へ最新の情報の発信を行うと、次に来店するきっかけとなります。

お店のホームページを作成する

インターネットやスマホを利用するお客様が増えている現代において、美容室のホームページは、リピート顧客を増やす有効な手段です。

ホームページを作成し、正確なお店情報の記載と最新情報の発信を心がけておくことで、お客様からの信頼感を得ることができます。

また、ホームページとSNSの連携も忘れずに行い、お客様との距離を縮めることも効果的です。

こちらのお店は、ホームページとInstagramを連携し、常に新しいヘアスタイルの提案を行っています。

その⑤ライバル美容室の調査を行

意外と思いつかないリピート率向上のポイントは、ライバルとなる美容室の調査を行うことです。

リピート率が高く人気のある美容室には、また来たいと思えるような魅力があるものです。

ライバル店の調査を行う場合は、以下のポイントをチェックしましょう。

ライバル店の調査ポイント
  • 価格帯
  • メニュー
  • スタッフの接客態度
  • 客層
  • 独自のサービス

自分の美容室では取り入れていないメニューや、お客様に喜ばれるような施策があれば、参考にすると集客に結び付くかもしれません。

リピート率が低い美容室にありがちな残念なポイント

リピート率を上げるためのポイントを理解したら、次にリピート率が低くなる要因についてもみてみましょう。

その①新規顧客のメニューを安くしすぎている

新規顧客を集めることに注力するあまり、新規割引クーポンの配布などで価格を安くしすぎている美容室が少なくありません。

新規割引を行うと、安さを求めて新規のお客様が増えるかもしれませんが、2回目以降の価格が高くなると、足が遠のいてしまいがちです。

安さを求める新規顧客の集客よりも、売り上げに繋がるリピーターを増やすことを念頭に置きましょう。

その①新規顧客のメニューを安くしすぎている①
【引用】Quloのホットペッパービューティーページ

ホットペッパービューティーに掲載中のこちらの美容室は、「みなとみらいで通い続けたいサロン第1位」に輝きました。

新規顧客向けの割引クーポンのほか、既存のお客様が使えるクーポンも用意されています。

その①新規顧客のメニューを安くしすぎている②
【引用】Quloのホットペッパービューティー「クーポン」ページ

その②ターゲット層が不明瞭

ターゲット層があいまいで、来店したお客様がミスマッチと感じられてしまうケースもあります。

せっかく来ていただいたお客様にお店の強みや魅力を共感してもらえなければ、再来店の機会を逃してしまいます。

ターゲット層を設定する際は、「20代の独身女性」「30代~40代の子育て世代」など、できるだけ細かく絞りましょう。

下記のようなお店の強みも、ターゲット層の設定に役立ちます。

「ショートやボブが得意」

「カラーリングに自信がある」

「駅から徒歩1分」

「託児利用可」

得意なカットメニューがあれば、そのことで悩んでいるお客様に響きます。

また、立地条件やサービスなど、利便性の高さを求めているお客様も少なくありません。

その③ほかの美容室との差別化ができていない

数ある美容室の中からリピート顧客を獲得するためには、ほかの美容室と差別化できる点が必要となります。

株式会社リクルートライフスタイルが行った「顧客満足度調査」では、美容室の利用客が「また利用したい」と思った理由に、次のような回答が多く得られました。

「メインメニューの技術が確か(30代)」

「最初から最後まで丁寧に施術してくれた(20代)」

「スタッフの接客態度が良い(30代)」

また、「また利用したい」気持ちに最も強く影響を与えた具体的な場面には、「悩みや希望に合うアドバイス」「イメージ通りの仕上がり」「きちんと希望を聞いてくれた」などの回答があがりました。

これらの結果から、カウンセリングや施術中の会話を通して、お客様の要望に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが、ほかの美容室との差別化に繋がるといえます。

【参考】株式会社リクルートライフスタイル「顧客満足調査(MOT)図表集(美容室/ヘアサロン編)

コロナ禍の今こそリピート率向上に注力を

コロナ禍の今こそリピート率向上に注力を

新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、多くの美容室が経営不振に陥っています。

しかし、株式会社リクルートライフスタイルの「美容センサス2020年下期トピックス」によると、約8割のお客様はコロナ後も「サロンを変えない」ことがわかりました。

その理由は、「施術者・スタッフを信頼しているから」という回答が最も多く、DMやSNSを通じて日頃から顧客との繋がりを大切にすることで、お客さまからの信頼を得ているといえます。

コロナ時代の今こそ、新規客獲得に注力するのではなく、既存のお客様との繋がりを大事にして、リピート率の向上に力を入れることが重要です。

リピート率を高めるために重要なことおさらい

大事なポイントと残念なポイントについて、おさらいしましょう。

リピート率を高める大事なポイント
  1. アフターフォローを行い、お店を覚えておいてもらう
  2. アンケートを記入してもらい、意見や要望を吸い上げる
  3. 割引クーポンやポイントカードなど、次回の来店を促す施策を取り入れる
  4. お店のホームページを作成し、信頼感を得てもらう
  5. ライバル美容室の調査を行い、魅力的な要素は自分のお店にも取り入れる
リピート率が低いお店に共通する残念なポイント
  1. 新規顧客のメニューを安くしすぎている
  2. ターゲット層が不明瞭
  3. ほかの美容室との差別化ができていない

美容室のリピート率向上まとめ

今回は、美容室のリピート率を高めるポイント、リピート率が低いお店に共通する残念なポイントをご紹介しました。

自分のお店で取り入れていない部分があれば、リピート率向上の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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