「企業ブログを運用したいけどどんな内容がいい?」
「企業ブログを運用しているけど記事のネタがなくなってきた」
企業ブログ運用について、このような疑問、悩みをお持ちの方も多いと思います。
自社の魅力を盛り込みつつ継続的に発信していくのは、思いの外難しいものです。
この記事では、記事内容に困っている方へ向けて参考になりそうな企業ブログを10集めてみました。
さまざまな視点から発信されているので、参考になる点も多いと思います。
企業ブログ運用にお困りの方は、ぜひ記事内容をご確認ください。
企業のマーケティング活動に必要不可欠なブログ運用

動画マーケティングが脚光を浴びている昨今ですが、テキストコンテンツの魅力はいまだ健在です。
動画では受け身で情報を取得することが多いのですが、テキストコンテンツは検索する手間をかけて閲覧しますので、CV率や内部閲覧率が高いのです。
各企業が動画マーケティングに注目するなか、あらためてテキストコンテンツに注力してみてはいかがでしょうか。
参考になる企業のブログ10選
色々なジャンル、切り口から参考になりそうな企業ブログを10ピックアップしてみました。
①株式会社freee

株式会社freeeは、クラウド会計ソフトのサービスを提供しているスタートアップ企業です。
最近では、ネット上でCMをよく見るようになりました。
株式会社freeeはスタートアップ企業ということもあって、盛んに人材採用を行っているのですが、採用活動をサポートする形で採用ブログを運営しています。
入社した方の背景がわかりやすく記事にされていて、実際の仕事内容のイメージがとてもつかみやすくなっています。
ベーシックながらも、採用活動のサポートとして充分に機能するブログです。
②Wantedly株式会社

Wantedly株式会社は求職者と人材を探している企業のマッチングサービスを提供している会社です。
従来の転職サイトと違い、マッチングサービスのニュアンスがより強くなっています。
採用ブログとして社風をイメージしやすく紹介したり、社内で行われている取り組み、これから目指すべき姿など、わかりやすい記事がならんでいます。
入社を考えている方にとってこれほど充分な情報があれば、入社後の自分の姿をより鮮明に思い描くことができるでしょう。
③DeNA Design

株式会社DeNAが運営するデザイン専門の企業ブログです。
DeNAのデザイン職が運営するブログで、インターンや新卒採用の情報や、Webデザイン関連の内容が記事にされています。
DeNAが取り組んできたアプリのデザインや、リリースまでの振り返りなど、同じ業種の仕事をしている方にとって刺激になる内容となっています。
デザイン専門のブログだけあって、画像多めでロゴもかっこよく記事内容とともにブログデザインも参考になりますね。
④eureka.design

国内最大のマッチングアプリ「Pairs」を運営している株式会社エウレカのデザインブログです。
内容はかなりラフな感じで、世の中の色々なデザインから気になったものを取り上げた記事がメインとなっています。
アイデアメモのような使い方をされており、同じWebデザインの仕事をしている人にとって、共感できる内容も多いのではないでしょうか。
Pairsのあたらしいサービスの実装報告もされています。
⑤Visional Designer Blog

ビジョナルデザインは、転職サービスビズリーチを運営する株式会社ビジョナルのデザイン部門として設立された組織です。
ビジョナルデザインブログは、トップページからとてもカッコよく作られています。
デザインやロゴでこうもカッコよく見えるのか、というお手本のようなトップページです。
ビジネスとデザインを結びつける考え方や、オススメの一冊、体験談や成功した話など、Webデザイナーを目指す方は読んでおいて損はない内容となっています。
⑥ハーバーハウス株式会社

ハウスメーカーであるハーバーハウスが運営する、頑張る新入社員をテーマにしたブログです。
各課ごとに新入社員の奮闘ぶりを通じてハーバーハウスの仕事内容を伝えています。
家の販売は人間性で売る側面もあり、このようなブログは人となりを身近に感じてもらう効果を見込むこともできます。
新入社員の方が自由に執筆している内容となっており、堅苦しさがなく読みやすい内容です。
よいブランディングが出来ているのではないでしょうか。
⑦株式会社BRISK

Web制作を請け負っている株式会社BRISKが運営する日々の業務、Web制作の技術的な内容などがメインとなったブログです。
Webデザインやコーディングなど、ホームページ作成にちなんだ記事内容は、これからサイト制作やWebデザインに携わりたい方にとって、よい教科書となるでしょう。
その他には、PC作業がはかどる便利ツール、Webサイト写真撮影術など読み物としても充実しており、こちらのブログによるサイト集客も効果を挙げているのではないでしょうか。
⑧Video BRAIN

企業の動画制作やWebマーケティングを請け負う株式会社オープンエイトが運営するVideo Brainの企業ブログです。
VideoBrainは盛んにネット広告を展開していますので、宣伝動画を見たことがある方も多いでしょう。
内容は、動画、Webマーケティングと、動画活用事例に分かれておりこれから動画制作を経て、Webマーケティングに取り組みたい企業向けに詳しく書かれています。
読めばすぐにでも動画マーケティングを試してみたくなるような構成となっており、完成度の高い記事がならんでいます。
⑨株式会社星野リゾート

リゾートサービスを展開する星野リゾートが運営する企業ブログは、日本国内の観光地を紹介するオウンドメディアとなっており、いいねの代わりに行きたいフラグが追加されています。
コンテンツはとても充実しており、見ていると現地の美味しいものを食べたくなりますし、他の人に教えたくなるような記事がならんでいます。
基本情報と概要の記事にサポーターズという専門家がコメントする形式となっていて、全体像がつかみやすく必要な情報がピックアップしやすい点が特徴です。
⑩サイボウズ株式会社

ソフトウェア開発会社のサイボウズの企業ブログは、ソフトウェア関連の発信をメインとせず、新しい価値を生み出すためのマネジメント、キャリア、多様性など社会の興味関心分野に向けて発信しています。
関連タグの中に複業というカテゴリーがあり、本線と複線という捉え方の副業について持論が展開されています。
仕事の複線化は今後の働き方ではとても重要なコンテンツであり、サイボウズ独自の考え方を企業ブログにて発信することは、とても有意義なことです。
自社サイトのブログ運用で失敗しないためにすべきこと

Webサイトの運用にあたって、ブログはとても大事なコンテンツです。
うまく運用することで動画とならんで、集客やブランディングに大いに役立ちます。
以下、運用にあたって失敗しないためにすべきことを3つピックアップしてみました。
複数人で定期的に内容をチェックすること
記事内容は時間の経過とともに、内容が陳腐化しトレンドにそぐわなくなることがあります。
記事が膨大になってくるとすべてを1人で見ることができなくなるので、可能であれば複数人でチェックし、検索順位が上位の記事はその都度トレンドに合わせて記事内容を更新しましょう。
トレンドの方向性を合わせておくことで、長い間検索流入を見込むことができます。
社長自身がブログの更新やSNSの更新を率先しておこなうこと
企業ブログは企業の声と言うべき発信です。
読み物や、ハウツー系の記事は任せてもよいのですが、業務関連の報告や日々の運用については社長自ら発信を行うとよりダイレクトにユーザーや他の企業へメッセージを届けることができます。
忙しい業務の合間をぬってマメに発信を続けることは後の大きな財産となるでしょう。
第三者の指導やコンサルを受けて客観視的視点から改善すること
企業ブログを使って本格的なWebマーケティングを行いたい場合、Web制作会社やコンサルの意見を聞いて客観的な視点で運用を進めることをおすすめします。
不特定多数のユーザーへ向けて発信するので、どうしても客観的な視点は必要となってくるのです。
内側から見ていると気が付かないことは意外と多いものです。
様々な切り口から、ユーザーへアプローチを試みましょう。
まとめ
企業ブログは、切り口や発信内容によっては高いマーケティング効果を生み出します。
今回紹介した10の企業ブログはどれも魅力的な記事で構成されており、多少なりともビジネスへ良い影響を与えていることでしょう。
企業ブログの運用のポイントは発信テーマを多くても2つか3つに絞ることです。
対象とするターゲットへより深い訴求を行うことで、期待する効果を得ることができるのです。
企業ブログの運用をあきらめている方は、この機会に再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
企業ブログは正しく運用できれば、一定の効果をあげることができるのです。
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