美容室の集客ツールまとめ

美容室では、いくらカットやカラー、接客が上手でもそれが集客につながるとは限りません。

美容師としての技術と、経営を行うための集客は全く別物なので、ここでつまづいてしまう経営者の方も多いのが現実です。

本記事では美容室で集客するためのツールを10つご紹介し、より経営がしやすい美容室にするためのヒントを取り上げていきます。

美容室の集客ツールは多岐に渡ります

美容室の集客ツールは多岐に渡ります

集客というワードは、字面では「お客様を集めること」「来店を促すこと」のように捉えられますが、本来はこのような意味ではありません。

最終的な目標としては継続的に来店してくれるお客様を確保することであり、そのためにはお客様を魅了してリピーターになってもらう必要があります。

この集客方法として挙げられるのが、さまざまな工夫を凝らした『ツール』の存在です。

集客ツールはオンラインのものとオフラインのものに分かれており、オンラインはネットやSNSを利用した戦略全般を指しています。

一方でオフラインの集客施策は、看板広告やチラシ、店頭のウェルカムボードなど、ネットを駆使せずに集客を行うものです。

オンラインとオフラインそれぞれ、方法や特徴に違いがあるため、効果や実現可能かどうかを見極めることが重要となります。

自店にあったツールの取捨選択を

自店にあったツールの取捨選択を

上記で取り上げたように、集客のツールにはオンラインとオフラインのものがあります。

そしてここ数年では『オンラインとオフラインの融合』と呼ばれているOMOや、『オンラインのアプローチからオフラインへ顧客を誘導する』という意味のO2Oが重要視されています。

オンライン・オフラインの集客ツールどちらにも重きを置いており、どちらか一方だけを行っただけでは、思うような集客ができないことを指しています。

もちろん自店の状況に合ったツールを選択することは大切ですが、オンラインとオフラインのツールをバランスよく取捨選択することがより質の高い集客を行うための近みちといえるかもしれません。

美容室の集客ツール10選

集客ツールは多岐にわたりますが、そのうちオンラインとオフラインのもの、無料と有料のものに大きく分けられます。

ここからは10つの集客ツールと、その特徴やメリットを解説していきます。

その①Googleマイビジネスを活用する(オンライン)

その①Googleマイビジネスを活用する(オンライン)

Googleマイビジネスとは、無料で住所や電話番号、営業時間などが登録できるツールのことです。

Google検索で地図を調べた時にも店舗を登録していればマップ表示もさえ、マイビジネスを登録しておくだけで顧客にとってわかりやすいアクセスとなります。

また、オープンしたてでHPを作っていない場合は住所や営業時間などが登録できる簡易的なサイト作成も可能です。

オンライン検索からの集客を目標としている場合は、登録しておいて損がないツールと言えます。

その②ポータルサイトへ登録する(オンライン)

その②ポータルサイトへ登録する(オンライン)

来店する店舗が決まっておらずネット検索で探そうとしている場合、まず最初に訪問するサイトのことを指しています。

多くの場合、ポータルサイトで「渋谷 美容室」などとキーワード検索を行い、条件がマッチした場合は、そのまま予約ができるシステムがとられています。

新規の美容室を探すユーザーが多く利用しているため、新規顧客獲得を目標にしている場合は利用してみると良いでしょう。

大手ポータルサイト一覧
  • ホットペッパービューティー
  • 楽天ビューティー
  • minimo

その③インスタグラムを活用する(オンライン)

その③インスタグラムを活用する(オンライン)

SNSの活用はオンラインを活用した集客の基本ですが、中でも美容室の集客はインスタグラムとの相性が良いとされています。

インスタグラムではお店のアカウントがある場合、直接予約が取れるシステムにも設定可能です。

またお店のアカウントでなくても、スタイリスト個人のアカウントを閲覧してから来店する人も多くなってきています。

インスタグラムではカラーやカットの完成イメージ、お店の雰囲気、自店の特徴などを積極的に発信していくと良いでしょう。

その④メルマガを配信する(オンライン)

なかなかお客様が定着しない美容室は、お客様に忘れられている可能性が高いと言われています。

その際に有効的なのは、時期を狙い定めたメルマガの配信です。

来店時に「次回はリタッチのために1〜2ヶ月後に来店するといいですよ」「綺麗に髪を伸ばす場合、2〜3ヶ月したら毛量を調整すると良いです」などと案内し、そのタイミングでメルマガを配信します。

するとお客様は「そういえば!」と思い出すきっかけになり、メルマガから予約を行ってくれる確率が高くなります。

メルマガにクーポンや、割引券、試供品の引換券などを添付しておくと、さらに来店の確率がアップしますよ。

その⑤公式サイトやブログに力を入れる(オンライン)

その⑤公式サイトやブログに力を入れる(オンライン)

お店の公式サイトやブログでは、美容室が力を入れていることや魅力、コンセプトの提示などにうってつけの場所です。

特にSNSをあまり利用していない世代の方をターゲットにしている場合、サイトやブログを運営しておくと集客につながりやすくなります。

ただ、ブログや公式サイトはSEOの観点から継続的に更新を続けることが重要となるため、人員や労力をかけられる場合におすすめします。

その⑥ウェルカムボードを置く(オフライン)

その⑥ウェルカムボードを置く(オフライン)

ウェルカムボードとは、店頭や道路に設置されているお店の紹介ボードです。

お店の前を通りかかった人の視線を集める効果があり、その場で入店まで行かなくてもお店の印象をお客様に伝える手段としておすすめです。

通常はイラストやカラフルな文字で彩られていますが、お店によっては印刷した写真やイラストを貼り付けて宣伝を行なっているところもあります。

その⑦ポスティングをする(オフライン)

その⑦ポスティングをする(オフライン)

原始的な方法にも感じますが、地域密着型の美容室では効果を発揮してくれます。

ポスティングを行う際は細かくターゲットを絞った上で、お客様の悩みを解決できるような内容でチラシを作成すると効果的です。

また1回のポスティングで終わりにするのではなく、3回ほどに分けながら長期的に行うことでお客様の認知度と興味が湧いてきて集客につながりやすくなります。

その⑧クーポンを配布する(オフライン)

その⑧クーポンを配布する(オフライン)

一度でも来店してくれたお客様には、次回使えるクーポンや割引券を積極的に配布しましょう。

クーポンを配布することでお客様には「使わないと損になる」という心理が働き、二度目以降の来店につながるケースが多くなるのです。

また応用編として、期限や期間を設けて特別感を演出すると良いでしょう。

お客様は「わたしのためだけのクーポン」という認識に変わり、再来店につながりやすくなります。

その⑨キャンペーンを実施する(オフライン)

その⑨キャンペーンを実施する(オフライン)

美容室によってさまざまなキャンペーンがありますが、思わずお客様が「お得!」と感じてくれるキャンペーンが効果的です。

下記に例を挙げているので参考にしてみてください。

  • 入学キャンペーン

→入学祝いと題してクーポンを発行し、積極的に学生を集客する

  • 友達紹介キャンペーン

→紹介カードを発行し、紹介者と友人にクーポンや割引券を渡す

  • 再来店キャンペーン

→期間以内にもう一度来店してくれた場合、カットやカラーの料金が割引になるキャンペーン

その⑩ポイントカードを発行する(オフライン)

その⑩ポイントカードを発行する(オフライン)

ポイントカードの存在は、どこの美容室に行こうか悩んだ時の決め手になる場合があります。

特に女性は「ポイントを貯めたいから来店しよう」「あそこの美容室はポイントが貯まるから」という理由で、美容室を決めているケースも少なくありません。

店側としてはポイントカードを提示された際に「いつもありがとうございます」「〇〇様、お久しぶりです」など、一言添えられるとより良い接客が行えます。

集客に成功するサロンと失敗するサロンの違い

上記で紹介した10つのツールを実践していても、集客に失敗してしまう店舗も存在します。

これには主に3つの違いが関係しているので、ツールを取り入れる際に一緒に参考にしてみてください。

その①どんな価値を提供してくれるのか定義していない

その①どんな価値を提供してくれるのか定義していない

1つ目に挙げられるのは、美容室がどんな価値をお客様に提供してくれるのか定義していないことです。

例えば店先のウェルカムボードに「リタッチ&ブリーチに自信あり!傷んだ髪や黒染め後の髪もツルツルに仕上げます!」と書いてある店舗と「あなたの髪の悩みを全部解決!なんでもご相談ください」と書いてある店舗だったら、どちらに興味をそそられるでしょうか。

多くの方は、前者のウェルカムボードに興味が湧きます。

これはある程度顧客を絞って勧誘している点と、具体的な技法や得られる姿が想像できるからです。

後者の書き方では「この美容室が何を強みとしているのか」「どんな仕上がりになるのか」が想像できないため、お客様は来店するのに躊躇してしまいます。

後者のようなプロモーションを行っている場合は、お客様が求めていることと自店の強みを比べて、具体的に価値を伝えることが重要です。

その②リピーターを獲得できていない

その②リピーターを獲得できていない

店舗経営を行っていく上で、最も大切にしなければいけないのはリピーターや常連客と呼ばれるお客様です。

徐々に客単価が上がっていく傾向があることや、新規の顧客を紹介してくれる可能性があること、安定した売り上げがのぞめることなどメリットはたくさんあります。

しかし店舗経営では、リピーターのフォローよりも新規顧客の獲得に力を注いでしまうケースも多くあります。

今までよりリピーターに美容室での単価を上げてもらうためには、以下のような工夫ができるので参考にしてみてください。

  • お客様ではなく名字や名前で話す
  • ポイントカードを渡された際にひと言声をかける(いつもありがとうございます、お久しぶりですね等)
  • 「リピーターの方だけに渡しています」と言いながらクーポンやセールのお知らせをお渡しする
  • マッサージや上質なリンス、シャンプーなどのサービスをする

その③コミュニケーションが取れていない

その③コミュニケーションが取れていない

来店してくれたお客様とコミュニケーションが取れていないと、お客様は想像以上の体験を感じずらくなります。

例えば『髪のパサつきに悩んでいる初来店の方』に対して、悩んでいることをヒアリングせず、さらにパサつきやすいカラー施術をしてしまったら、お客様は二度と来店してくれないかもしれません。

言われた施術を行うだけでなく、コミュニケーションを取りながら「何に悩んでいるのか」「解決策はあるのか」など、痒い所に手が届くサービスを心がけていくと良いでしょう。

まとめ

まとめ

オンラインとオフラインでは、集客方法や効果を感じる瞬間が異なるかもしれませんが、どちらにも言えることは集客のツールを使用し続けることが重要だということです。

チラシのポスト投函であれば2~3回程度、SNSやブログの更新はほぼ毎日、ウェルカムボードやクーポンの発行もタイミングを見て継続的に行っていくことが重要です。

短期的な目ではなく、長い目で集客を行ってみてくださいね。

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